東京の魅力発信プロジェクトの一環として、2023年1月21日、22日の2日間、東京ビッグサイトで開催された日本最大級のクリエイターの祭典『ハンドメイドインジャパンフェス冬(2023)』にTokyo Tokyoの特設ブースを設置しました。

ハンドメイドインジャパンフェスは、国内最大級のハンドメイドマーケットプレイス『Creema』主催のクラフトイベントです。北は北海道から南は沖縄まで、全国から約3,000名のクリエイターが集い、オリジナル作品を展示・販売します。

日本ならではのクリエイティビティと手づくりの精度が合わさったものを、日本発のクリエイティブカルチャー「HandMade In Japan」として国内外に向けて発信することで、ものづくりに情熱をかたむけるクリエイターを応援しています。

ハンドメイドインジャパンフェスが規制のない形での開催されるのは、3年ぶりのこと。
開催期間中は国内外から多くの人が訪れ、開場前からたくさんの人が並ぶ盛況ぶりでした。

Tokyo Tokyoの特設ブースでは、確かな技術力から生み出される美しい江戸切子や東京銀器、海外でも高い人気を誇る江戸木目込の技法を用いた招き猫、繊細で美しい羽子板江戸押絵など、江戸東京を代表する伝統工芸品を展示・販売。
また、代々その技術が受け継がれてきた伝統工芸士による製作実演も行い、古き良き東京の伝統工芸品が集まる貴重な場として、多くの人が訪れました。

開催期間中は東京おみやげとしてのアイコンが入った招き猫やけん玉、だるま、手ぬぐいなども展示し、東京ブランドを発信。

「これはどこで購入できるのですか？」と問い合わせが多数寄せられたTokyo Tokyoのアイコン入り『東京おみやげ』は、TokyoTokyoの公式サイトに販売元が掲載されています。

Tokyo Tokyo特設ブースでは、サコッシュの型染体験や切子ガラスの端材を使用した万華鏡づくり、押絵づくり体験などのワークショップも開催しました。

海外からのお客様や小さなお子さんまで、たくさんの方が真剣な表情でものづくりに取り組んでいました。

「気軽に東京のものづくり文化に触れてほしい」との思いから、予約不要の随時受付制という形で開催したワークショップには、絶え間なく多くの人が訪れていました。

ハンドメイドインジャパンフェスを主催するCreema広報の柴田 恵さんは「日本のクラフト文化が東京ビッグサイトに集結するこのイベントを通して、江戸時代から受け継がれる伝統と最先端カルチャーが集う東京の魅力を発信したいと考えました」と、Tokyo Tokyoとコラボに至った経緯を振り返ります。

また、ハンドメイドインジャパンフェス冬(2023)のテーマが『JUMP!』であることにも触れ、「テーマには、感性と感性が出会うこの場所で、これまでに味わったことがないような感動や気づきをお届けしたい…そんな心弾む体験が、皆さんにとって何か新しい一歩を踏み出すきっかけになれたら、という思いを込めています。
何十年という経歴を持つ伝統工芸士や、個性あふれるクリエイターが一堂に集うハンドメイドインジャパンフェスで、独自性やクリエイティビティに触れ、ものづくりを通して東京の魅力を体感いただけたらと思っています。次回の夏開催で10周年を迎える今後も、ここでしかできない体験を通して五感でクリエイティビティを体感できる場として展開していきたいです」と、その想いを語ってくれました。

「新型コロナウイルス感染症流行以前は、海外からのお客様にも非常に多くご参加いただいていました。コロナ禍で、さまざまなことに規制がかけられていた日々から日常に戻りつつある今、Tokyo Tokyoとのコラボもひとつのステップとして、東京、そして日本のものづくりの素晴らしさをこれからも国内外に発信していきたいですね」と意気込みを話します。

開催期間中、Tokyo Tokyoの特設ブース会場では、来場者アンケートを実施しました。
アンケート回答者には「Tokyo Tokyo×ハンドメイドインジャパンフェス冬（2023）」のアイコン入りトートバッグを配布。
約700枚以上用意していたアンケートには午前11時の開場後すぐに多くの人が集まり、昼過ぎには両日ともに配布終了となりました。
会場では、さっそくそのバッグを使う人の姿も見受けられました。