ドリーム夜さ来い祭り
リアル観覧とバーチャル観覧のハイブリット
2022年11月5日(土)〜6日(日)の2日間、東京の魅力発信プロジェクトの一環として「第21回ドリーム夜さ来い祭り」を開催しました。
全国各地のよさこい鳴子踊りなどの日本文化をルーツに持つ52チーム約4000人のオリジナル舞踏の祭りを、東京の顔・お台場エリア(お台場 自由の女神会場、アクアシティお台場会場、フジテレビ会場)と丸の内エリア(丸の内会場(行幸通り))で展開(丸の内エリアは6日のみ)。それぞれ特徴ある景色を背景に踊り子たちの華やかな衣装が映え、東京の文化としての魅力を都民や訪都外国人に発信しました。
昨年は無観客ライブ配信のみでしたが、今年は感染症対策を重視した上で、有料観覧とYou Tubeライブ無料配信・メタバース(VR360°)有料特等席のリアルとバーチャルのハイブリッドという新たなスタイルでの開催となりました。
衣装、楽曲、振り付けでチームの個性を表現!
祭りのメイン企画は、お台場 自由の女神会場でのチームごとの演舞流し踊り。お揃いの衣装で隊列を組んだ踊り子たちが、独自の振り付けで踊り歩きます。楽曲はそれぞれの地域性のある民謡や童謡などを取り入れていれば、あとはロックでもジャズでも自由。よさこいの必需品、鳴子を鳴らしながら威勢のいい掛け声も飛び交い、迫力満点です。衣装も、着物からエレガントなドレス風まで個性豊かで、チームそれぞれのコンセプトを表現しています。
こうした踊り子たちの演舞を間近でじっくり楽しめるよう、初めて屋外の特設桟敷席を設置。桟敷席を設けることで、観覧者と通行者を完全分離でき、混雑や密集を避けた安全・安心な観覧体制にも繋がりました。
東京の顔として、祭りもTokyo Tokyoも世界へ!
お祭りを主催するドリーム夜さ来い祭りグローバル振興財団の事務局長・糸川研也さんは、「高知のよさこいを東京の景色を借りて日本中に広めようとスタートしたのが2002年。その後、少しずつ定着しながらお台場、丸の内と東京の顔といえるエリアで開催を重ね、2013年にはニューヨークに乗り込みました。タイムズスクエアでの初開催は大盛況。東京の文化を世界へ‥という想いが実現した第一歩でした」と振り返ります。さらに「よさこいの歴史を継承しながら温故知新、多様性、サバイバルなどをコンセプトに進化し続けるこの祭りは、『東京の魅力発信プロジェクト』の考え方と重なります。ドリーム夜さ来い祭りが、誰もが楽しめる東京の魅力のひとつとして世界に広がっていくことも、ニューヨークで愛されている”I♡NY”に負けないくらい”Tokyo Tokyo”が親しまれていくことも目指していきたいですね」と熱意を語ってくれました。
会場では、参加者や来場者が行き交うメイン通路にTokyo Tokyoアイコンののぼりがずらりと並び、ライブ配信で映り込む場所にもアイコンの入った横断幕を設置。さらに、踊り子たちにはTokyo Tokyoアイコンバッジを衣装に着用して踊ってもらうなど、様々なシーンで効果的に東京ブランドの認知度を高めることができました。
フード&物産ブースでお祭りを楽しむ
お祭りやイベントに欠かせないのが食のブース。チョコバナナや焼きそばなどのお祭り屋台からご当地の牛タンや鮎の炭火焼き、おしるこなどのお店が並び、来場者はもちろん休憩中の踊り子たちもお腹を満たすために集まり、終日賑わっていました。
また、よさこいグッズ販売のブースでは、鳴子や着物柄タオルなどとともにTokyo Tokyoアイコンの入ったオフィシャルグッズのハンディファンも販売しました。
下記のサイトよりアーカイブ版の映像をお楽しみいただけます!
◆第21回ドリーム夜さ来い祭り 2022年11月6日(日)
https://youtu.be/iC-sbLMXLrQ
映像提供:一般財団法人ドリーム夜さ来い祭りグローバル振興財団