Tokyo Xtreme KOMA Project

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東京の魅力発信プロジェクトの一環として、東京が世界に誇る江戸東京・下町育ちの「コマ」文化を伝える「Tokyo Xtreme KOMA Project」を実施しました。

江戸時代から大正時代にかけて東京・下町を中心に流行し、下町のコミュニティを形成する重要な要素としても機能していた「ベーゴマ」。そんな「ベーゴマ」の競技性と回転する楽しさの魅力を受け継ぎながら、最新の技術とデザインを取り入れて開発された「ベイブレード」。

今もなお老若男女に楽しまれている伝統的な「ベーゴマ」と、まさに今、世界中を魅了している革新的な「ベイブレード」は、「あそびの流行発信都市 東京」のシンボルであり、東京が世界に誇る"Old meets New"カルチャー。東京の魅力を「コマ」文化という新しい切り口で効果的に発信しました。

アジアの強豪が集結する祭典に観客が熱狂

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2024年12月1日には、BEYBLADE X「アジアチャンピオンシップ」が池袋サンシャインシティで開催され、アジア10会場で行われた予選を勝ち抜いたブレーダー(ベイブレードのプレイヤー)が集結。会場となった噴水広場には多くのベイブレードファンが集結し、熱狂する姿を見せました。

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会場では、来場者にTokyo Tokyoオリジナルグッズを配布。イベントの合間にはTokyo Tokyoのプロモーション動画を放映し、東京ブランドの認知拡大を図りました。

ベーゴマからベイブレードへ。親子で触れるコマ文化の変遷

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「アジアチャンピオンシップ」の同日には、ベーゴマを回すベーゴマ体験とベーゴマ絵付け体験ができるイベント「Tokyo Meets KOMA」も開催しました。初めてベーゴマに出会った小さなお子さんが一生懸命ベーゴマ回しに挑戦する姿や、笑顔でデザインを楽しむ親子連れの姿が見られました。

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会場の入口正面には、大人気アニメ「BEYBLADE X」の原画展示やキャラクターと写真を撮れるフォトスポットを設置。多くのベイブレードファンが目を輝かせながら展示に注目する姿が見られました。

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本イベントは想定以上の盛り上がりを見せ、来場者数は1,900名を超えるほどの賑わいとなりました。

コマ文化を通じて触れた東京の伝統と革新

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「ベイブレードは下町で愛されてきたベーゴマを源流として作られた現代風のベーゴマです。シューターを引っ張れば誰でも遊べる手軽さがノンバーバルなコミュニケーションを可能にしており、アジアを含む世界で楽しんでもらえる要因となっています。今も海外の熱狂的なベイブレードファンは多く、アジアチャンピオンシップの配信も世界中から視聴されています」と語ってくれたのは、本プロジェクトの代表提案者である株式会社タカラトミーの根岸さやかさん。

「シュートする強さや角度を変えたり、スタジアムの形状を活かした攻撃をしたりと、技術が介入する要素が多いのがベイブレードの魅力。力に勝る大人に子どもが技術で対抗するなど、ベーゴマと同じようにあらゆる年代の人が一緒に遊べるコミュニケーションツールにもなっています」

また、本プロジェクトでは、ベイブレードの最新モデル「BEYBLADE X」と、伝統的なベーゴマの両方の体験を重点的に考えたそう。

「コマを回してぶつけ合うという基本的なルールを受け継ぎながらも、進化を続けたコマの歴史に触れてもらうことで、“Old meets New”を体感してもらえたのではないでしょうか。ベーゴマからベイブレードへの進化は、伝統が革新につながっている東京の象徴。これからもベイブレードを通じて伝統的なベーゴマも知ってもらいつつ、変わり続ける東京の魅力に触れてほしいですね」

かつて東京の下町で大流行し、姿を変えながらも愛され続けているコマ文化。本プロジェクトを通して、コマ文化に象徴される伝統と革新が交差する東京の魅力を発信することができました。

「Tokyo Xtreme KOMA Project」特設サイト
https://www.asahi.com/and/tokyotokyo_xtremekoma