桜わくわくスタンプラリー2020
浅草〜東京スカイツリータウンを
新たなにぎわいエリアへ
伝統と古き良き下町文化が残る「浅草」と、伝統的な建築手法を取り入れながら最先端の文化を発信する「東京スカイツリータウン」。この2大観光拠点をつなぎ、伝統と革新が交差する新たな東京の魅力エリアとするための「水辺のにぎわい発信プロジェクト」を、東京の魅力発信プロジェクトの一環として実施しました。スタンプラリーをはじめ、台湾や香港でのイベント出展などさまざまな企画で国内外にこのエリアの魅力を発信することができました。
歩くことで新たな魅力の再発見を!
「桜わくわくスタンプラリー」では、東京ソラマチをはじめ、今戸神社や牛嶋神社等7ヵ所にスタンプポイントを設置。歩いて約1時間でまわれる散策コースとなっています。歩くことで、神社仏閣やタワーだけではなくモノづくりが伝統的に育まれてきたこのエリアの息づかいを感じることができます。4ヵ所以上スタンプを集めた人にはTokyo Tokyoアイコン入りの東京スカイツリータウンオリジナルエコバックをもれなくプレゼント。桜が咲き始める春の街中、鮮やかな桜色のスタンプ台が参加者をお出迎えしていました。
まさに伝統と革新の代表エリアとして
プロジェクトを担当する東武鉄道の早野雅史さんは、「下町文化が根付いているすみだ浅草界隈から新しい文化が集まる東京スカイツリータウンにかけてのエリアは、まさに“Old meets New”そのもの。Tokyo Tokyoとのコラボは必然と考えていました。そもそも東京スカイツリーも、伝統的な日本建築の技と最新技術の融合というコンセプトですから。東武鉄道がこの活動をやらないわけにはいきません」と熱く語ってくれました。
浅草と東京スカイツリーそれぞれ人気の観光スポットですが、それを繋いで回遊を生み出すために、今春には隅田川に歩道橋「すみだリバーウォーク」を新設、東武スカイツリーラインの高架下に複合施設「東京ミズマチ」を開業するなど、新たな水辺のにぎわいを創出していきます。
「東京のなかでも、下町のゆったりした雰囲気とタワーのある新しい街が混在する独自の魅力を海外にアピールして、世界のランドマークをめざします。そのために、今後もこうした魅力発信イベントをどんどん計画していきます」と話す早野さんの活躍の場はさらに広がります。
台湾、香港のイベントで
TOKYOの魅力をアピール
伝統と革新が交差する東京の魅力を訪日外国人にアピールするため、海外のイベントにも積極的に出展しています。そのひとつが「台湾ランタンフェスティバル」。台湾人の約半数が来場するといわれる政府主催の台湾最大の観光イベントで、毎年テーマに沿った大小さまざまなランタンが会場を埋め尽くすように飾られる光の祭典です。今年は2月8日〜2月23日に開催され、約1200万人が来場しました。この中で、Tokyo Tokyoアイコン入りの台座に浅草から東京スカイツリータウンにかけての新たなにぎわいをランタンで色鮮やかに表現し、注目を集めたそうです。
そしてもうひとつが「香港ブックフェア」。こちらも香港最大級の書籍見本市で、書籍や文具などの販売の他、各地域の文化・観光コンテンツの発信の場となっています。昨年は7月17日〜23日に開催され、約98万人が来場しました。Tokyo Tokyoアイコン入りのブースでは浅草〜東京スカツリータウン周辺のガイドマップなどを配布し、トレンドに敏感な香港人たちに向けたプロモーションを行いました。