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持続可能な都市・新たな東京を目指す

「サステナビリティ(持続可能性)」、このところ日本でも耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか。サステナビリティとは、「環境・社会・経済の3つの側面から、長期間にわたって地球環境を壊すことなく、資源も使い過ぎず、良好な経済活動を維持し続ける」ということ。2015年、国連にて持続可能な開発目標(SDGs)が採択され、現在では、世界中がサステナビリティに向けた様々な取組を進めています。日本においても、観光分野ではサステナブル・ツーリズムが注目されるなど、様々な業種・業界で活動が始まっています。実は、江戸時代の東京は衣食住のあらゆる場面で再利用が進んでいたなど、サステナブルな都市として世界の最先端であったと評価されており、その中には現代まで受け継がれている習慣が数多くあります。過去に学び、今に生かす。現代の東京もまた、サステナビリティを推進する都市として、CO2排出量の削減、再生可能エネルギーの利用拡大、食品廃棄物の削減など数々の目標を掲げ、2050年CO2排出実質ゼロを目指しています。こうした未来を実現するためには、一人ひとりの意識の積み重ねが重要となります。日々の小さな変化が、生活自体を変化させ、やがて世の中全体の変化へとつながっていくのです。それでは、東京におけるサステナブルな活動を一緒に見ていきましょう。

  • 銀座のビル屋上で<br>はじめた養蜂

    銀座のビル屋上で
    はじめた養蜂

  • ラグジュアリーと<br>サステナビリティの<br>両立へ

    ラグジュアリーと
    サステナビリティの
    両立へ

  • 東京スカイツリー&reg;に<br>おける多様性と受容性

    東京スカイツリー®に
    おける多様性と受容性

  • サステナブルな<br>都市のリーダーと<br>なりえる東京

    サステナブルな
    都市のリーダーと
    なりえる東京

銀座のビル屋上で<br>はじめた養蜂

銀座のビル屋上で
はじめた養蜂

ラグジュアリーと<br>サステナビリティの<br>両立へ

ラグジュアリーと
サステナビリティの
両立へ

東京スカイツリー&reg;に<br>おける多様性と受容性

東京スカイツリー®に
おける多様性と受容性

サステナブルな<br>都市のリーダーと<br>なりえる東京

サステナブルな
都市のリーダーと
なりえる東京

銀座のビル屋上ではじめた養蜂

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銀座ミツバチプロジェクト 副理事長 田中淳夫さん

銀座といえば、ハイブランドが並ぶショッピングの街、高層ビルが並ぶ都会のイメージが強いのではないでしょうか。そんな銀座のど真ん中、ビルの屋上にその養蜂所はあります。2006年、10人ほどの有志で始まった「銀座ミツバチプロジェクト」。今では500人近いメンバーがこのプロジェクトに参加し、年間約2トンのはちみつを収穫しています。

「銀座ミツバチプロジェクト」が行うサステナブルな活動のひとつに環境保全があります。「銀座ミツバチプロジェクトを始めてから、すべてが生態系でつながっていることをより意識するようになりました」と、プロジェクトの副代表である田中淳夫さんは、ミツバチの重要性を熱く語ります。ミツバチは花蜜を集めると同時に花粉を運び、受粉を促すことで植物の成長に寄与するなど、農業生産の現場においても、今や欠かせない存在になってきています。

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大都会銀座でミツバチを学ぶ

「ミツバチは、植物だけでなく、人間にとっても命の媒介者です。自然だけでなく、人と人をもつないでくれる存在です」と、田中さんは続けます。銀座ミツバチプロジェクトでは、子どもたちを対象に採蜜体験や特別授業を行い、“自然を大切にすること”、“ミツバチを通じてすべてのものがつながっていること”、“食べ物の大切さ”などを教えています。子どもたちがここで学んだことを家庭で話すことで、さらなる活動の普及へとつながっています。

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銀座の屋上庭園

「銀座ミツバチプロジェクト」のもうひとつのサステナブルな活動は、地産地消の取組です。プロジェクトで収穫したはちみつを多くの企業や個人と協力して、地元のレストランやバー、カフェなどで活用・販売しています。さらに地元の企業も取り組みに賛同し、プロジェクトで収穫したはちみつを加工した商品を販売しています。これまで、化粧品や石鹸、リップクリーム、蜜蠟(ワックス)を使用したランドセルやキャンドルなどが作られてきました。こうした地産品は、地元社会を支えるだけでなく、観光客の消費が地元経済を活性化させるため、サステナブルな旅行には欠かせないアイテムとなっています。

こうした教育や意識改革により、将来的に東京が緑豊かな都市になることを、田中さんは望んでいます。近年では銀座ミツバチプロジェクトのように、緑豊かな都市の実現に向けた取り組みが日本全国で増えてきています。銀座の養蜂場も現在では3ヶ所に増え、東京が新たな一歩を踏み出したことを物語っています。

田中さんの言葉を借りれば、「ミツバチは世界を変えることができる」のです。

  • 銀座のビル屋上で<br>はじめた養蜂

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  • ラグジュアリーと<br>サステナビリティの<br>両立へ

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  • 東京スカイツリー&reg;に<br>おける多様性と受容性

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