第四回 東京おみやげ制作者の声(前編)

アパレルやお菓子など、生活を豊かにする東京の新しい東京おみやげをご紹介いたします。

最新の技術で作る 東京品質

雑貨やノベルティの企画製造を手掛けている弊社では、「Tokyo Tokyo」を以前から知っておりました。今回、自社で具体的な商品化を進めたのは「東京らしい、東京ならでは」のおみやげ品を紹介してほしいというご要望がとても高まっていると感じたからです。おみやげとして定番のマグネットやキーホルダー、ピンズですが、最新のプリンターやレーザー加工機を使い、近年注目されている素材や加工方法で製作。どのアイテムも「MADE IN TOKYO」品質を感じていただけると思います。弊社の製品は小さなものが多いので、省スペース展開が可能です。これを強みに、さまざまなところでアイコンを使った商品を扱ってもらい、「Tokyo Tokyo」を広めるお役に立てればよいと思います。

株式会社ソニア

ピンバッヂ / マグネット / キーホルダー

Tokyo Tokyoのコンセプトを身に纏うアパレル

アイコンを利用したきっかけは、空港などインバウンド需要の多い取引先様が増えてきたことです。東京を表現するコンテンツがないか模索する中で「Tokyo Tokyo」に出会いました。東京の魅力そのままの「Old meets New」を強く伝えようと、アイコンのプリントを前面に施し、外国人旅行者の方々に、その言葉の意味を東京の各名所で感じてもらえると良いなと思っております。商品はおかげさまでご好評をいただいており、今後は定番として広めるとともに、アパレル以外の展開も視野に、東京の魅力を伝える新商品を企画していくのが楽しみで仕方ありません。

株式会社ヤギ

トートバッグ / フーディー / トレーナー

江戸千代紙で包んだ こだわりの米菓

より多くの方に赤坂柿山のおかきを知っていただく機会になればと思い、アイコンを使った商品展開として「ぽちおかき」を開発しました。日本のお菓子は、パッケージの美しさも魅力のひとつ。今回は、東京・谷中にある江戸千代紙の版元である「いせ辰」様のぽち袋を使い、より日本らしい商品になりました。このぽち袋は大量生産ができないため、プロジェクト参画当初から「いせ辰」様と相談を重ね完成となりました。温かみのある風合いや色味の鮮やかさなどがSNS映えすると、世代を超えてご好評いただいております。世界でもあまり類がない米菓、日本伝統の菓子であるおかきは軽くて日持ちがよく、おみやげにぴったり。「これっぽっち」という日本人の奥ゆかしさが語源ともいわれる江戸千代紙のぽち袋と一緒に楽しめる「ぽちおかき」をぜひお手に取っていただきたいと思います。

株式会社赤坂柿山

ぽちおかき

伝統と革新が共存する染色技術

1937年創業以来80年以上にわたり、東京で繊維加工メーカーとして日本の国旗や旗などを作りお客様に提供しています。外国人旅行者に向けて商品を準備している際に「TokyoTokyo」を知り、弊社も参画したいと思い応募しました。巾着、バンダナは和風にこだわり、綿素材を採用。伝統的な工法で染色し、柔らかな風合いに仕上げました。小さな商品ですので、染色の際に「Tokyo Tokyo」の小さな文字などを再現するのには少し苦労しました。ミニフラッグはポリエステル素材に最新のインクジェットプリンターで鮮やかにプリントしています。今後、国内外の旅行者がますます多く東京を訪れてくれると思います。そのときに、伝統と革新の両方の技術で日本の染色の良さを伝え、おみやげを通じて東京をもっとよく知ってもらったり、地元に戻ってからも東京を思い出してもらったりできるといいと思います。

東京製旗株式会社

巾着 / バンダナ / ミニフラッグ

「せたがやみやげ」指定の伝統が根付く金平糖

当商品は、世田谷の観光名所にちなんだラベルが人気で、世田谷区産業振興公社の選ぶ「せたがやみやげ」にも指定されております。その産業振興公社からのご紹介で「TokyoTokyo」を知り、若い世代や外国のお客様など幅広い層に向けアイコンを利用したパッケージの新商品を作成しました。伝統的な物を新しい視点で見直してもらえるよう、「お代官様の金平糖」という商品名はそのままに、400年以上前に誕生した「金平糖」を現代的にアレンジ。大粒にして、カラフルで可愛いレインボー色の個別包装になっています。「Old meets New」の街・東京のおみやげとして、皆さまで分け合って食べるのにピッタリのお菓子です。

世田谷駅前商店街振興組合

金平糖